アファメーションとは自分自身に宣言することにより、それを現実化しようするものです。これは特に新しいコンセプトでもありませんし、難しいことでもありません。スポーツ選手や成功者達は当たり前の様に使っているメソッドです。
繰り返し唱えただけでそれが現実になるなら、試してみる価値はありますよね?と言うか絶対に試したいですよね?でも願いが叶うアファメーションを作るには、ただ単に願い事を書く/唱えるだけではダメなんです。あるルールに基づいてアファメーションを実行しないといけないのです。
ここではそのルールを紹介します。
アファメーション の書き方ルール〜その1
現在形で書く
なりたい自分、達成したい目標を書くとなると、「私は〜になりたい」とか「私は将来〜する」など、未来形を使いますよね。願いが叶うアファメーションにするには、未来形ではなく現在形で書きます。
なぜかと言うと、未来形には「今現在は現実でない」と言う否定の意味が入っているからです。
例えば「私は幸せになりたい」には、「今は幸せでない」が大前提になっています。あなたの潜在意識はその否定的な部分「幸せでない」を事実として解釈してしまうからです。
ですから、願いが叶うアファメーションは「私は幸せ」と書きます。
アファメーション の書き方ルール〜その2
ポジティブに書く
これはルールその1からの引き継ぎです。否定的な言葉は一切使いません。理由は先ほどと同じく、潜在意識がそれを事実として認識してしまうからです。
〜しない
決して〜しない
〜をやめる
〜を諦める
〜が欲しい
〜したい
などの表現は使いません。また言葉自体にネガティブな意味が込められている表現も使いません。例えば、「私はタバコをやめる」は、「私はタバコのない人生をエンジョイする(している)」「私は新鮮な空気とヘルシーな体を愛する」など、タバコをやめることに執着するのではなく、タバコをやめる事によるベネフィットに価値を置くことをお勧めします。
アファメーション の書き方ルール 〜その3
肯定文で書く
アファメーションは英語のaffirmationから来ていて、肯定、宣言の意味があります。ですから否定文(negation)ではありません。
願いが叶うアファメーションは
〜でない
〜しない
などの否定的表現はもちろん使いません。
アファメーション の書き方ルール 〜その4
自分を主語にして書く
アファメーションは誰のためでもなく、あなた自身のためだけのものです。日本語は主語を省力しがちですが、アファメーションにはきちんと「私/私達」や「私の〜/私達の」主語を入れてあげましょう。そうすることにより言葉/宣言と自分の繋がりをリマインドすることができます。
アファメーションは一般論や正論ではありません。あなたに響くあなたの今の状況にあったアファメーションを作りましょう。
(例)
私は幸運を引き付ける
私は自分の存在に感謝する
私達は皆宇宙の子供
アファメーション の書き方ルール〜その5
簡潔に書く
アファメーションはただ書き出すだけではなく、1日を通してそれを繰り返し唱えるので簡単に覚えられる短い文章をお勧めします。長い文章であれば2−3の短いフレーズにして1つのアファメーションにすれば覚えやすいでしょう。
アファメーション の書き方ルール〜その6
現実的に書く
これは簡単な様で難しいかもしれません。自分が信じられるアファメーションを作ることがポイントです。信じたいアファメーションではダメなんです。それは前にもお話しした様に「信じたい」には「今は信じていない」要素が入っているからです。
さらに理想と現実のギャップが大きすぎるアファメーションを唱えると、もう1人のあなたが「そんなの無理に決まってるじゃないか!」と言う声が何度も何度も繰り返し…聞こえてきます。そうなるとあなたの潜在意識も無理と思ってしまうので、願いの叶うアファメーションにはなりません。
アファメーションは永久的なものではありません。今のあなたに必要なアファメーションを作れば良いのです。
最後に
どんなアファメーションを書こうかな?と考える過程であなたは自分にとって何が大切か?何を達成したいのか?そしてなぜそれを達成したいのか?自分自身に正直に聞いてみてください。できるだけ詳しく、具体的にあなたの目標を書き出して、そうなっている自分を全身で感じてください。
そしてそのアファメーションを1日を通して唱えてください。
できれば鏡の前で。そして根気よく続けること。
自分に起こる変化に気付くはずです。Good Luck!
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